生きていることに感謝する
友人が5年前に死んだ。交通事故だった。
奥さんと生まれたばかりの子供がのこされた。
のこされた奥さんの日記を読んで、死んだ友人と生きている自分を感じた。
日記の中の、「周りの時間から取り残されていく感じがする」が
心に残った。
毎日、同じ様な日が続いていく気がするけど
実はそうでもなくて、今日、生きていることは当たり前じゃない。
普通に仕事したり、子供としゃべったり、奥さんをつついたり
当たり前じゃない。
人の不幸を見て、(勝手に不幸と位置づけている)
自分が幸せだと思う。
幸せの概念は、他者との比較から生まれるんだろうか。
人より金を持っている、いい車にのっている、大きい家に住んでいる
人より貧乏、ダサい車にのっている、狭い家にすまざるをえない
どれだけの肩書を手にすれば、幸せなんだと実感するのだろう。